万能の実・ココナッツとは
椰子の実の名前でも知られるココナッツは、捨てる部分がないとまで言われる万能の実。
ココナッツは年間平均気温が20度以上、日照時間が2000時間以上、降水量が1500ミリ以上が必要で、赤道を挟んで25度以内の東南アジア、南アジア、中南米、南米、アフリカ西海岸などの熱帯地区に生育しています。
ココナッツのみは通常高さが20〜30mあり、木の幹の太さな大きいもので40cmほどになり、年間平均100個ほどの実をつけます。
そんなココナッツの中でも特に注目されているのが、若いココナッツの実の中にある透明な液体「ココナッツオイル」です。
エネルギーに変換されやすい中鎖脂肪酸を含有
ココナッツオイルが注目を集めるようになった大きな要因が「中鎖脂肪酸(ちゅうさしぼうさん)」。
中鎖脂肪酸は消化に時間がかかるイメージのある脂質の中にあって、非常に消化が早く、素早くエネルギーに変換され、体脂肪として蓄積されにくい脂質であると言う特徴があります。
また脳のエネルギー源である「ケトン体」に体内で変換されやすい事も最近の研究でわかってきており、脳のエネルギー不足解消に向けて大きな期待を集めている成分でもあります。
またランニングやウォーキングにおいても、中鎖脂肪酸は大きな可能性を持ったエネルギー源と言え、特に糖質が枯渇するほどの長時間に及ぶランニングなどを行う際には、救世主となりえるポテンシャルを備えています。
善玉コレステロール値を上昇させる不飽和脂肪酸も含有
ココナッツオイルには善玉コレステロール値を上昇させる効果が期待できる「不飽和脂肪酸」も豊富に含まれています。
コレステロールには悪玉と善玉があり、その名の通り善玉コレステロールが高ければ高いほど健康な状態と言われています。
腸内環境を整えるラウリン酸も含有
さらにココナッツオイルには腸内環境を整える作用がある「ラウリン酸」も含まれていて、お腹がすっきりしない、ガスが溜まりやすい、体臭が気になるなどの悩みをお持ちの方にもオススメです。
また腸内環境は皮膚や免疫力アップにも繋がるという実験結果も出ています。
さらにラウリン酸は殺菌作用により、口臭予防にも役立ちます。
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